コーヒーについて
こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
flyingsapceshipと申します。
こちらでは好きなこと、考えたことを、私ならではの少ない語彙と拙い文章で書き殴っていくスタイルでお送りしています。
2015年夏ごろからコーヒーがより好きになった。
それ以前から全国各所にある『スターバックスコーヒー』はとても好きで、週9回くらい行っていた。
スターバックスコーヒーでは通常メニューからクリームやホイップ、キャラメルを駆使することで、現代日本のカフェ文化を広めたと思う。
季節に合わせた色とりどりのコーヒーと軽食も、いつ行っても楽しめる、というリピーター作りになっているのだろう。
なにより、スタッフが優しい。
赤の他人に優しくされることが少ない人間にとっては、あの優しさはある意味で凶器だ。
ただこの現代社会で働く人間のなかには、誰であろうと優しくされたら嬉しい、までに堕ちた奴もいる。
普通に働くだけでは、誰も優しくしてはくれない。
家に帰って、ギトギトに愛を注いでくる50代後半の母親でもいない限り、無条件で優しさを受けることはない。
大学時代はギリギリの友人関係で、社会人になってみたら、運悪くも業務以外で精神を石臼で挽く作業がオプションでついてきた。
幸い、週休2日は守られる軽度のブラック企業だったので、出勤時の5回、休日の朝夜2回で、スターバックスコーヒーに週9行けた。
それで精神バランスを保っていた。
エンゲル係数のバランスがどうだったかは覚えていない。
もちろんスターバックスコーヒーのスタッフにとっては、私が毎日精神をサラッサラの強力粉にしていようと関係ない。
だから、注文していない時点で優しいからといって、そこに甘え倒すようなことはできない。
ホームがレスしているならともかく、私は自宅だけは最高の『ハウス』に住んでると自負している。
商品を買い、それを飲む、または咀嚼し終わるまで居るだけだ。
同行した友人以外とは会話はほとんどしないつもりだ。
しかし、そんな無言で課金するだけのスタンスでも、さすがに週9で来る奴を無下にできないのがスタッフの辛いところだろう。
いつも笑顔でなにかしらの挨拶や、身に付けているものの軽い褒めなどから、スタッフのほうからアクションを伝えてくれるようになった。
申し訳ないので、もちろん私も笑顔で対応する。
相手が笑顔なんだから当然笑顔で返すのが、頭がまともな社会人だろう。
精神はもう挽くほども残っていなくても、石臼のまわりにサラサラに堕ちた粉を拾って集めて笑顔にするのだ。ブス。
プリペイド式の『スターバックスカード』を携帯しいつでもスマートに購入をしている。
今やスマートフォンから指先1つで課金も捗る。
冒頭の「2015年夏ごろ」はなにが起きたかというと、仕事中にインスタントコーヒーを多量に飲むようになったのだ。
カフェインを摂るためだ。
その前まではカフェインは100mlくらいまでの茶色の瓶入りの飲み物から摂っていた。
ただ、もう少しライトなものにしても良いだろうと思い、インスタントコーヒーに切り替えた。
その時が、私のインスタントコーヒー初体験となる。
実はそれまで、私は自分の手でコーヒーを淹れたことが一度もないのだ。
実家では、カフェインは緑茶か煎茶、よくて紅茶のティーパックだった。
インスタントコーヒーのボトルを買ってみたところ、どうしたらいいのかわからなかった。
この頃が最も脳がどうかしていたので、以前書いた知能指数のテストを受けたわけだ。
友人に聞いて回るも、友人たちは質問の意味がわからない様子だった。
私の中では『インスタントコーヒー何gに対してお湯は何mlなのか』『ちょうどいい塩梅は色や質感からわかるのか』『どうなったら正解なのか』だ。
インスタントコーヒーを淹れるどころか飲んだこともないからだ。
当然記念すべき最初のインスタントコーヒーは通常量の3倍以上の粉と普通量のお湯でできたモノになった。
不味くはない。3倍濃いだけだ。と、言い聞かせて飲みきった。
何も知らない自分が不甲斐なく、悲しかった。
そのあとすぐ、いつも行くスターバックスコーヒーで開催された『コーヒーの淹れ方講座』に参加した。
真面目なので、ペーパードリップが家でできるまでになった。
ただ、美味しく淹れられるようになる前に飽きた。
知識としてコーヒーの淹れ方がわかっただけ良かった、人として。
最近では、あの時サラサラになった精神に水を与え捏ねまわし、なんとかなったため、スターバックスコーヒーに行く頻度は減った。
ただ、コーヒー自体は好きで、ここ1年くらいは手軽な缶コーヒーのブラックを愛飲している。
微糖系の缶コーヒーは、私が求める糖と概念が違うのか、1回飲んで、一生飲まないでいてあげることを約束した。
ブラックの缶コーヒーで好きなのは『ジョージアヨーロピアン』と『タリーズブラック』だ。
他にボス、ワンダ、uccも飲んだが、酸味が強く感じるタイプは苦手だとわかった。
話題のボスのクラフトコーヒーのブラックはほぼ豆茶だ。
コーヒーが飲みたい人にはおすすめしない。
豆茶が飲みたい人におすすめする。
これでわかっただろう。
スターバックスコーヒーに行く奴が全員MacBookでドヤ顔を決めているわけではない。
コーヒー代と引き換えに優しさのおこぼれを頂戴しに行っているだけだ。
缶コーヒーはそのつなぎだ。
私がいくらオタクのくせにゲームに課金しないコンテンツの敵であろうと、別のものに自らの手で従量課金している。
みんな毎日課金をして暮らしている。
『課金をしていない』という発言に目くじらをたてる必要はない。
そいつはすでに『課金』を課金だと思っていないだけだ。
水道やガス、電気と同じと思っているのだ。
食についてはインターネット上で1番ウケが良いというのは本当らしい。
肉の話に続き、食べ物の話になったのは今回は偶然だが、なるべく頻度は少なく食の話はやっていこうと思う。
ウケが良いことに気を良くして、調子に乗ったとだけは思われたくないからだ。
本日も読んでいただきありがとうございます。
愛しています。