服について
こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
flyingsapceshipと申します。
こちらのはてなブログでは好きなもの、気になるものを私ならではの少ない語彙と拙い文章で書き殴っていくスタイルでお送りしています。
私flyingspaceshipは服を選ぶことが好きだ。
つい最近まで初めてのアルバイトで得た賃金で購入したジャケットを着ていたので、大きく服の好みが変わるタイミングがないまま生きている。
そのジャケットは経年変化による劣化が進んだため、もう着ないだろう。
服を選ぶことは好きだが、決して『おしゃれ』にはならない最大の欠点がある。
『着られなくなるまで着る』ところだ。
flyingspaceshipの大前提として、『好き』がしつこいうえに『最大値』なところだ。
私が死ぬか服が死ぬかしか別れはない。
めちゃくちゃ重い。
ただ、その境地に達するまでの選別は当然厳しい。
もちろん、ワンシーズンで捨てるつもりの服もある。
それでも結局2〜3年着てから捨てている。
特にシャツが格別に好きだ。
シャツの形は美しければ美しいほど好きだ。
何をもってして美しいとするか。
人の肉を拾わず、着てもシャツのアイデンティティが全面に活きるシルエットだ。
そもそも服は人肉を隠すためにあると考える。
シルエットで自分の体の肉を露わにする服は、服としての自尊心が失われていると考える。
服が好きな人間ではなく、自分のシルエットが好きな人間が着てくれるだろう。
さらに、シャツは着替えやすい。
プルオーバータイプ(頭から被って着るタイプ)もそうじゃないか、という人もいる。
脱ぎ着がワンアクションであることは評価できる。
ただ、その場合柔らかい素材で伸縮性に富んでいることが条件だ。
そうなると、プルオーバータイプは素材で価格が高騰する。
特に冬は、家賃と同じ価格のセーターやスウェットも存在する。
その点シャツは、当然ものによっては家賃の2倍くらいの価格になることもあるが、ちょうど良い価格の中から美しいものを見つけられる率は高い。
これは白の半袖2枚、白の長袖1枚、水色の長袖1枚を持っている。
このシャツを洗ってアイロンをかけると、唯一無二の美しさを目にできる。
しかも生活を圧迫しない程度の価格だ。
アイロン台を買って良かったと本当に思う。
また、上記で無印良品のシャツばかりを例に挙げたが、実は私の好みは基本的に色柄が強いものだ。
それでも、形が美しいシャツならば整って見える。
私の好みも叶え、シルエットも美しく、なおかつ社会に埋没できる有難い服がシャツなのだ。
一時期長袖しか着ていない時期があった。
言っておくが、手首をカットしていたわけでは絶対に無い。
シャツは暑ければ袖をまくればどうにかなっていたため、半袖を買うのを忘れていたのだ。
必要に迫られなければ新しく服を買うことを忘れてしまうほどに、シャツに自分の服のすべてを委ねていたこともある。
今はきちんと夏服、冬服専用の服も手元にたくさんある。
人と出かける約束があるときは、ワクワクして服を選ぶ。
相手の年齢や普段の姿を思い浮かべながら、またはなにをして遊ぶかどこへ行くかも考えて服を選ぶ。
条件をいくつも設定した中から選択肢を作り、組み合わせるのは楽しい。
服はパズルだ。
定番の基本型ピースから妙な形のピース、どこにもはまらなそうなピースも集めて全体像をあらわす。
選択肢があることは、ないことよりもストレスがない。
自分はこれ、と決めるのもいいが、たくさんのパターンがあるのも、どこにでもいるはずの違う自分になれるようで楽しい。
人は服を着ていないと捕まる。
だったら楽しいと感じる方向にしないと、いつか嫌になって全裸で走り回るかもしれない。
読んでいただきありがとうございます。
愛しています。