【後編】スカートについて
こんにちは。
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おはようございます。
flyingsapceshipと申します。
こちらでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章で書き殴っていくスタイルでお送りしています。
スカートの話、後編です。前編はこちらです。
flyingspaceship.hatenablog.com
デスクワークを経験してから、スカートがとても便利であることに気が付いた。
立ち仕事では、脚はよく動かし、機動力が必要になるため、やはりズボンが適している。
ところで機動力と言えば、就活にも機動力はかなり必要な訳だが、なぜスーツのスカートはあんなにも頑ななのだろう。立っても座っても歩いても、とても合理的で美しい動きができているとは思えない。せめて伸縮性のあるスカートでは駄目なのだろうか。
就活のことは、面接の当事者でさえよくわからないところも多いので、ここまでにしておこう。
大学は梅雨時以外は自転車で通っていたので、ズボンしか穿いていなかった。
社会人になってから少なくとも5年以上は立ち仕事だった。
スカートに必要性を感じていなかった。
しかし、突如デスクワークに転向した時、スカートの機能性の高さに驚いた。
その機能性はミニスカートでは難しいのだが、柔らかい素材、もしくはコクーン型の膝丈から足首よりやや短いくらいの丈がそれを最大に発揮してくれる。
椅子に長時間座っていると、よほど太ももが骨と皮のみで構成されていない限り、ズボンだと締め付けが厳しくなってくる。
ならば、最近流行っている『スカートに見えるロングパンツ』もあるじゃないか、と言うかもしれない。確かに、座っている時の問題だけなら、それで解決できる。
しかし、穿いているのは人間であるため、『生理現象』が起こる。
トイレに行くときに、あの余裕のありすぎるズボンは、下ろしたときに裾が床に付くのだ。
flyingspaceshipは決して潔癖ではないが、これは耐えられない。
想像しただけで、本当にみんなどうしてるんだ、と思う。あと、あの狭い空間で必要最短時間で用を足したいのに、ゴソゴソモタモタしているのが無理だ。
なんで女ってトイレ長いの?
時間をかけるなら手を洗うときだろ。
またうかつにデリケートな問題に踏み込んでしまいそうだったが、座り仕事で集中していると、長時間座り続け、生理現象を察知したら必要最短時間で済ませたいのだ。
その時にスカートは非常に機動力が高い。
最近は、スカートの保温性に気付いたため、通勤はほとんどスカートにタイツだ。
夏くらいまでは通勤時はデニムパンツだった。しかし、今年の夏に4~5kgほど体重が減ったため、デニムパンツの太もも部分に余裕が増えた。
そのため、冬になった途端、デニム生地が良く冷えることに気付いた。
太もも部分に余裕ができたため、歩いていると、生地が肌に触れ続けてくれないため、冷えては触れ、体温で生地が暖まりきらないうちにまた外気で冷やされて帰ってくる。
太ももは人体の中でも、大きな筋肉がある。そこを冷やされ続けていては、体感温度はどんどん下がる。
スカートはその問題を容易にクリアしてくれた。特にタイツとの相性は抜群だ。
脚が出ているので、一見寒そうに見えるが、タイツはずっと肌に触れているし、膝より上はスカートの空間の中で空気が留まるため、むしろ保温されるのだ。
太ももが暖かいままであることは、冬の服装で大事なところだと実感した。
それに加えて30歳、ポンコツの身体だ。
冷えていいことなんかひとつもない。
あまりに寒いと、私は少しでも身体を動かして熱を作ろうと、ヒョコヒョコと跳びながら通勤することもあるが、社会的立場がある30歳にはおすすめしない。
携帯用カイロも試したが、太もも近くにはうまく貼れないどころか、私の場合、その部分に直接貼っていなくても、連日使っているとなぜか肌が激しく荒れる。何が不満なんだお前は、と皮膚に問えるものなら問いたい。
そんな経緯があって、スカートと私の関係は今やすっかり良好だ。
学生の頃は、気恥ずかしさから着られなかったけれど、この年齢になると服装を頑なに変えないほうが『なにかあるのでは?』と思われる。
大人になってからのほうが、着られる服の幅がとても増えたし、好きな服も増えた。
子供のころあまり着たことがない服を着ると、脳が新しくなったような気持ちになる。
本日も読んでいただき、ありがとうございます。
愛しています。