ハンドソープについて
こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
flyingsapceshipと申します。
こちらでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章で書き殴っていくスタイルでお送りしています。
好きなハンドソープはありますか?
私は『キレイキレイ』泡タイプのスタンダードな香り(シトラスフルーティ)が好きだった。
キレイキレイ 薬用 泡ハンドソープ シトラスフルーティの香り 本体ポンプ 250ml+詰替大型 450ml (医薬部外品)
- 出版社/メーカー: ライオン
- 発売日: 2014/01/25
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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ハンドソープと言えば『ビオレ』も有名だが、残念ながら『ビオレシリーズ』は合わなかった。皮膚が弱酸性ではないのかもしれない。
そう、私flyingspaceshipの人生を揺るがし続けている弱点が、皮膚の弱さだ。
皮膚がとにかく弱いため、日常的な、特に洗うものは人の数倍金がかかる。
私から金を巻き上げているのは、他でもない私の皮膚だ。
正直言って、丁寧で繊細な性格では無いため、最終的に排水溝に流れていく洗うものに金をかけなければいけないのは、初めは抵抗があった。
恐らく、なんの説明もなく私が洗うものに金をかけまくっているのを見たり、聞いた人は『ものすごい拘りのある人』か『金のかかったブス』としか思わないだろう。私は後者だと思う。
ただ、そこをケチると必要以上に皮膚科に通わなければならなくなる。時間も金も余計にかけるだけだ。
それでも2年ほど前までは、ハンドソープだけは『キレイキレイ』で済んでいた。
恐らく、年齢とともに衰える細胞の変化は止められなかったのだ。
手を洗うたびに痒みと乾燥が進んだ。しかし、手を洗浄しないわけにはいかない。
その時は本当に、『こんなバカなことある?』と思った。
なにか食べたら手を洗いたいし、掃除をしたら手を洗いたいし、洗濯物を干す前にも手を洗いたいのに、そもそも家帰ってから最初にすることは手を洗うことだ。
手を洗わないと外の汚れが付いた手でうがいをするコップを触ることになる。
手を洗わなければすべての意味が無に帰す。
ハンドソープなんて、公共の場にあるトイレにも設置されているものだ。
しかも、風邪や感染症の流行時には手洗いは必須だ。
それが一般的なものも使えなくなるというと、もう私の皮膚、しかも両手が一般的な細胞を残していないということになる。
しかし、シャンプーやボディソープがそうであったように、ハンドソープもまずは『ラウリルなんとか』が入っていないものを探さなければならなくなった。
その時に最初に使い始めたのがオーガニック系だ。
ecostore エコストア フォーミングハンドウォッシュ 【キューカンバー&ベルガモット】 250ml ハンドソープ 泡タイプ
- 出版社/メーカー: マッシュビューティーラボ
- 発売日: 2016/10/25
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『オーガニック』と言うと、『ていねいなくらし』の象徴のようだが、その対極の暮らしをしていても必要なやつはいる。それだけは分かって欲しい。
性格もB型でよく言われる悪口から外れがないやつだ。それでも必要なんだ。
そう、オーガニック系を使うにあたり、それを必要と感じていない人間の目が気になるのだ。
「金のかかったブスかぁ」と思われるのが心底気まずい。
そう言われてしまったら最後、気が弱い私はすぐに「す、すみません…」と言うだろう。
ハンドソープを買うたびにそんな気持ちがあるので、買いに行くときは大きめのカバンを持って、ショップ袋を断り(そこもまたオーガニックかぶれ野郎みたいで気まずい)、カバンに入れてそそくさと帰る。
完璧に『卑屈な自意識過剰』だ。
たかだかハンドソープを買うだけで、そんな惨めな姿になるのがflyingspaceshipだ。
結局ハンドソープを変えただけでは手荒れは完治はしなかったが、その手荒れで去年は入院するはめにもなった。
また悪化させないためにも、今後もハンドソープを買うたびに、惨めな気持ちになり続けるしかないのだ。
オーガニックのハンドソープ自体は気に入っている。
確かに安くは無いが、洗った後、乾燥する感じがしないし、香りが自然で良い。
しかし、20歳から7年ほどは使い続けた『キレイキレイ』の香りが、時々恋しくなることもある。
もう2度と、その泡にさえ触れることはできないと思うと、すごく切ない物語だ。
本日も読んでいただき、ありがとうございます。
愛しています。