バック転について
こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
flyingsapceshipと申します。
こちらでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章で書き殴っていくスタイルでお送りしています。
小学6年生から中学生の間だけ、バック転ができていた。
勿論、失敗して頭や首から着地することも何度もあったが、大きな事故や怪我にはならなかった。
中学生の時は柔道部だったので、柔道場の畳でバック転をしていたこともある。
運動神経は大してあるわけではないが、体育の授業では器械体操が1番好きで、得意だった。
跳び箱も自分の身長より少し大きいくらいの高さを跳べた。
ただ、同級生の女子で飛び抜けて身軽な子は複数人いたため、人と比べたらそこそこ出来る程度だった。その女子のうち1人は大人になってから、某筋肉系ミュージカルの出演者になったらしい。
そのため、バック転が出来ていたからといって、特に中学生・flyingspaceshipの承認欲求を満たす条件は揃わなかった。
バック転といえば、当時、『バック転ができるとジャニーズに入れる!』という嘘かまことかわからない話があった。
中学生の頃には自分の性別を受け入れていたが、もともと男の子に憧れがあった私は、せめてバック転くらいできるようになりたかった。
例え、本当に男の子に生まれていてもルックスは補填されないのは理解していたが、その分を補うなにかが欲しかったのかもしれない。今、冷静に、自分が男に生まれていたとしたらと考えると、身長コンプレックスにまみれた普通にモテないブサイクだと思う。
ただ、中学生の時、バック転を体育の授業で練習してるのは私くらいだった。
おそらく、みんな部活に支障が出るような怪我をしたくなかったのだ。
私くらいだったので、体育の先生がわりと熱心に教えてくれた。
その当時のバック転のコツは印象的で、今でも覚えている。
真っ直ぐに立ち、両手と両肩から力を抜く。
その時に、真後ろに椅子があると想像するのだ。
教室の机とセットのあの椅子の高さだ。
その椅子に座る気満々になるのだ。想像で。
両手を気楽にブラブラ振りながら、さて椅子に座るぞ、と腰を下ろす。
あ!?椅子が無い!というタイミングで大きく身体を伸ばしながら、両手で勢いをつけて真後ろに跳ぶ。
これだけだ。
跳んだあとのことは考えない。跳んで、着地する。
今でも、このイメージで頭の中でバック転の練習をしている。
30歳の今でも、外でも側転も倒立もできるので、あとは床にクッションがあれば、恐怖はない。さすがにもう、柔道場の畳ではやれないが、せめて畳下にスプリングがあればやらなくもないだろう。
トランポリンで練習したい。
トランポリン酔いをするかもしれないけれど、バック転くらいしたい。
トランポランドに行きたい。
本日も読んでいただき、ありがとうございます。
愛しています。