疲れた時にどうぞ
きみは可愛くてとても偉大。
きみの丸くて黒い艶やかな眼球から、ぱちんと切りそろえられた爪の角も、きみが昨日ごはんをちゃんと食べた証。
つらくても、つかれていても、ごはんをちゃんと食べるきみは誠実だ。
きみの内臓が喜んで咀嚼し、消化してきみに還元する。
循環は、壮大でドラマティックなきみをつくる。
好きなことに夢中なきみは、美しい横顔。
鼻先には誇り高い、きみの好きなものへの道筋。
黒目に映る景色を、楽しい言葉で、みんなの脳内に響かせ応援上映だ。
だれでもない、きみに、賛美の言葉で布団を作れたらいいのに。
きょうもありがとう。ゆっくりやすもう。
疲れてギリギリなすべての人の、すべてを褒め讃えたい。ポエムではない。ないぞ。
やっぱり、賛美の言葉って、誰にでも当てはまるものより、一人ひとりに言いたい。
一人ひとりに、そういう言葉がちゃんと出てくるような大人になりたい。
本日も読んでいただき、ありがとうございます。
愛しています。