宇宙船と砂漠で足跡

こんにちは。 こんばんは。 おはようございます。 flyingsapceshipと申します。 こちらのはてなブログでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章による書置きスタイルでお送りしようと考えています。

小6のこれから

こんにちは。

こんばんは。

おはようございます。

flyingsapceshipと申します。

こちらでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章で書き殴っていくスタイルでお送りしています。

 

小学6年生のころの私は、学級委員だったりクラブ活動の部長だったり生徒会役員だったりと、学校生活でかなり色々やっていた。

なぜなら、ほかにやる人がいなかったからだ。

 

母校の小学校は、新規小学校の設立により、生徒数が半減、その結果、小学6年生の時の学年は40名未満の1クラスのみとなった。

 

しかし、私はその一年間はずっと、来年の『生き方』を危惧していた。

来年には、中学生になるわけだが、今の環境のままの『生き方』ではダメだと考えていた。

 

地元の公立中学校は、自分の学校と新規に設立された学校、それに加え、既存のもうひとつの小学校から入学してくる生徒が占める。

その既存の小学校(A校とする)というのが、新規小学校設立の大きな理由とも噂されていた。

A校は私の母校とは真逆で、新設校が出来るまで、各学年6クラス以上あり、使える教室は使い切っていた。小学生がギッチギチに旧い校舎に詰め込まれて、爆発寸前だったために、新設校の案が採用されたそうだ。

しかも、A校の校舎、校庭は、Googleマップ上でざっと見比べても、良くて私の母校の4分の3、悪くて半分程度だった。山に近い立地のためか、母校の校庭はかなり広かった。

 

以前に、A校の体育祭の日に前を通った時、狭い校庭で1000人以上が走り回り、さらに父兄がいるため、入りきれない父兄たちが校門付近に固まっていた。

そのうえ、校庭の様子は砂煙で外からはほとんど見えなかった。小学校の体育祭独特の子供の実況アナウンス、剣の舞の音楽だけが届くが、状況は砂煙のなかでしかわからない。

引いた。

 

それを見て以来、私は自分の知っている世界の規模と、中学生になったときの規模には大きな差があることについて考えていた。

 

さらに、そのA校から2人転校生が来た。

やはり、マンモス校で過ごしていた2人は切磋琢磨する人材が多いためか、社交性が異常に高く、すぐに馴染んだ。それに留まらず、足の速さでも、テストの点数でも、ヒエラルキーの上位に着地した。ひとりは私といっしょに生徒会も任された。

 

私はよく鬱々と考えていた。

その状態を知り、今の自分の状況と中学にあがった自分の状況を比較して考えていた。

やる人がいないからと色んなことに手を出すことになったが、そのスタンスを中学に上がっても続けてしまうのは、危険だ。なぜなら、自分の今、6年生の状況はまさに『御山の大将』だからだ。

 

  1.  子供の遊びの一。山なりに盛られた土の上に、数人が先を争って登り、先頭の者があとから来る者を突き落とし、「お山の大将われ一人」と言って誇る。

  1.  狭い範囲の中で自分が一番だと得意になっている人のこと。

  1. 御山の大将(おやまのたいしょう)の意味 - goo国語辞書

 

だが、その現時点では、その状況に合った自分の役割をしているので、それは全うすべきだと考えた。

学級委員、生徒会、クラブの部長とそれぞれの役割を与えられた人らしい振る舞いなど、意識して保っていた。人数が少ない分、自分の姿はすぐに人の目に晒されるし、無駄に目立つのだ。

 

『来年には、自分は埋没すべくして埋没する人間だ』と言い聞かせていた。

 

中学に入ったら、なにかのリーダーは絶対に引き受けないようにすべきで、目立たないように人の平均値を意識して生きるべきだ。なぜなら、多くの人間がいるなら、より優秀な人間はもっと多く、より精査されて選別されるからだ。

 

過疎小学校と人口過剰の小学校という、極端な状況から、小学6年生にして『生き方を変える』ことを重視してしまった。

結果的に正しかったと思う。中学生というのは、無駄に自尊心が高まる傾向があるし、それを人前で披露して、後にトラウマになることもある。

事前準備で、自分の本当の客観的姿、相対的に見た自分の評価について、これだけ考えることなどそうそう無いと思う。

 

その呪いが強く影響してしまったのかどうかわからないが、未だに自分の良い点を過大評価はできない。

ちょっとくらい、自分のプレゼンを『ワタシってイイよね!!!!』で締めくくれたら、愛嬌のあるブスでいられたのになぁと思う。

 

本日も読んでいただき、ありがとうございます。

愛しています。