ViViについて
こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
flyingsapceshipと申します。
こちらでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章で書き殴っていくスタイルでお送りしています。
およそ私の見た目からはかけ離れているが、雑誌は講談社のViViが好きだ。
もちろん、毎月欠かさず買っているわけではないし、掲載された服やコスメを必ず買うわけでもない。
でも、時々雑誌を買うとしたらViViだ。
ある時、10〜20代前半のおしゃれな女の子に雑誌は買うか訊いてみたら
「買いません。もったいないから」
またここでも『もったいない』だ。
まぁ、雑誌は最新のものを載せる分、時間とともにその価値が消費される。紙として存在していると結局最後は資源ごみになってしまう。わかるところはある。
その上、今ではスマートフォンひとつあれば、世界中の企業、モデルや芸能人まで、発信される『流行』の大半は把握ができる。
『雑誌掲載』という謳い文句より『SNSで○○さんが紹介』のほうが、価値が高いと判断する人も多い。
しかし、私はそれらをあまり利用していない。ほぼTwitterに常駐しているため、ネットオタクのネタツイートや炎上案件程度のトレンドがあふれていて、おしゃれのトレンドをキャッチしに行く暇がない。
おしゃれのトレンドと言えそうなものはZOZOTOWNのランキングをざっと目を通して見るが、そもそも近年ほとんど服や小物買う機会がない。カバンくらいは必要に応じて買うこともあるが。
しかも、私の年齢、30代のおしゃれは最近では『プチプラ』『着まわし』『オンもオフも』のワードが主流のようで、よっぽどの服オタクじゃなければ、UNIQLO無印良品GUでコーディネートされる。「賢く堅実な、いい30代の手本がこれ」だと言わんばかりに見える。
私はそんなの見てても楽しくない。
だったらUNIQLOのチラシを眺めればいいし、そもそもUNIQLOや無印で上品にキマるのは、雑誌で見れるような、身長が150cm以上で手足が長く顔から上品さが出せる人間だろ、と言いたい。最近のUNIQLOはおしゃれ、と言う人も居るが、それはおしゃれな人が着て「見せて」いるからだ。
私はViViに、流行や自分が身につける価値のあるものを求めて見てはいない。
『新鮮さ』を求めているのだ。
コーディネートが30代向けの埋没していくそれとは違い、びっくりするような個性的なものでも、いかに自分のスタイルに入れるか、流行を取り入れてもっと目立とう!という激しい情熱がある。
10〜20代前半の少女のなかでも、自信を持って生きているタイプを持ち上げまくっている。
ダサいダサくないの基準がよくわからない知能の低い私でも、ViViのイメージさせる女の子像は『ダサいのはイヤ!カッコよく可愛く満足する!』というはっきりとした主張を感じる。
なにがダサいのかはわからないが、うん、ダサいのはダメなんだね、というだけでも受け取れる。
勿論、ViViも毎号の特集をネットで公開もしているが、雑誌で見たときの並びやカラフルな色使いや印象的な構図は、分断されたスマートフォンの画面では伝わりきらない。
この見開きの景色(レイアウト)を作っているのは間違いなく、ViViを作っている会社の方々だ。そして、その人たちだって、決して全員が全員10〜20代前半の少女ではない。
flyingspaceshipはそこに敬意を表して、ViViを買うのだ。
本日も読んでいただき、ありがとうございます。
愛しています。