かきかたについて
こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
flyingsapceshipと申します。
こちらでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章で書き殴っていくスタイルでお送りしています。
おえかきが趣味の30歳・flyingspaceshipだ。
ここ2〜3年は、恥ずかしげもなくインターネッツにおえかきを不定期に流している。
反応が数値で見えるし、優しいインターネッツに生きてるので褒めてもらえるから、めちゃくちゃ嬉しいし楽しい。
反応に一喜一憂しすぎるのも、よろしくはないかな、と思う反面、見てるひとに喜んでもらえるものを、もっと上手にかけるようになりたいという、向上心に近い欲が生まれてきた。
ただ、私の絵は評価が貰えるような世界に今まであまり触れたことがないため、自分でも、自分の絵が『どんな絵』なのかわかっていない節がある。
客観的に、どんな形容が合う絵なのかわからないのだ。
そんなとき、いつもの友人が、率直に私の絵を形容してくれた。
「90年代(アニメ・漫画)を過ごした人にとって、刺さる要素が詰まってる絵」
たしかに、これは的確かもしれない。
まさに、私が1番絵をたくさん真似して、かいて練習したのは、90年代のアニメや漫画だ。
売れたり、話題になった作品は、ある程度真似してかいて、絵の練習をしていた。
時には、漫画1冊分から、手だけを抽出して、ひたすら大量に手のかきかたを練習した。その頃のおえかきノートは、ややホラーだ。
顔のかきかたは、色々真似したので、それぞれの要素が混ざり合った顔になっているだろう。
この、顔のかきかたに、実は私はコンプレックスがある。
顔のバランスをとるための、下書き線を引いてかけないのだ。
あの、顔の十字のやつ。
あれがあると、なんかカッコイイ。プロっぽい。
そもそも、プロの人は大抵書いているから、あると絵がもっと上手くなる線に違いない。
実は、そう気付いたのは高校生くらいで、時期としては、すでに手遅れだった。
『商品としてすでに完成された漫画の絵』ばかりを真似していたので、下書きの概念が消失したまま、絵が固まっていた。
十字の線を入れるタイミングも、的確な位置も、さっぱりわからない。十字のどこに目を置くのか、鼻を置くのか、どんなバランスで2本の線を交えるのか、書いてみるほどにわからなくなった。
むしろ、2本の線を引くと顔のバランスが崩れてしまう。自分の視覚に、邪魔になっていることに気付いた。
「えっ、じゃあ、顔の左右のバランス、なにで取ってるの?」
と聞かれたことがある。
この時は、バランスはかいてみて取るものだと思っていたので、『思い通りのところにかいてみてる』とだけ答えた。
これが、最近になって新事実が明らかになった。
どうやら、私は『耳』で左右のバランスを取っているようなのだ。
それがわかったのは、猫耳が生えた人間顔をかいたときだ。今まで、猫耳を人間に生やすタイミングが無かったため、気付かなかった。
猫耳が生えているので、人間耳は要らない。すると、顔のバランスがいまいち決まらなかった。
それに気付いたとき、私はまだバランスの見直しが必要で、練習すべき内容がわかった。
なんだか、それが、すごく面白く感じた。
絵はたくさんかかないと上手くならないが、かいた経験が無いものもかくことで、自分の足りない力が見えてくる。
私は、出来るだけ、なんでもかける人になりたい。
どうせかくなら、言葉の代わりになれるくらい、なんでもかけるようになりたいのだ。
あくまで趣味でも、欠けているスキルがはっきりして、向上心のベクトルがわかると、とても面白い。
今後も時々なにか反応をもらえると嬉しいので、どうか見守っていて欲しい。
本日も読んでいただき、ありがとうございます。
愛しています。