イケメンになりたいからイケメンに恋しない
こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
flyingsapceshipと申します。
こちらでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章で書き殴っていくスタイルでお送りしています。
30歳を過ぎても、常々言っているが、イケメンに生まれ変わりたい。
flyingspaceshipは、イケてる顔面を持ったメンズになりたい。
イケてる顔面を持った女性より、メンズのほうがチート(最近知ったゲーム用語)だと思う。
イケてる顔面を持った女性(面倒なので以下美女)は、私の友人や職場にもいる。
基本的に女性は可愛いし美しいのだが、初対面やすれ違いざまに、その外側が周囲に影響を与えるほどの美女は、だいたい、その外側によって嫌な思いをしている。
例えば、知らない男に交際を申し込まれてどんなに優しく断っても「顔がいいから調子に乗ってる」と言われ、やんわり断っていると相手が調子に乗って怖い目に遭うこともあったらしい。好きな人が出来たらできたで、同性からはもう腫れ物扱いになることもあったという美女もいる。
接客業なんかした時には、時には事件になっている。
美しい見た目と引き換えに、なにがしかの損益を被っている。
まぁそんなこと言ったら、メンズの方にもそういう不幸や事件は無くはない。最悪、加害者になってしまったケースもある。
ある。あるんだけども。
私が気になるのは、当然起こりうる異性関係より、同性との人間関係だ。
美女は、危険回避のため、好きじゃない男には極々冷酷に、好きな男には花のような笑顔になる。それがいい。余計なものを寄せ付けないためだ。
しかし、これが同性間ではなぜか確執の原因になる。「あの女」みたいに言われる。
これがメンズの方だと、むしろ同性間での評価が上がるように、私には見えてきた。
イケメンが好きではない女にはクールな対応で、好きな女には全力で出来る限りの優しさで自己演出する。
これ、冷たくされた女の一部もこれで喜んでいたりする。
そして、同性は「イケメンもそうなんだな」と肩を抱き、イケメンでもない奴まで同じことをして、モブ女は無駄に男に冷たくされるのだ。
この点で、なぜ女は美女を批判し、男はイケメンを評価・同調するのか。
男の根幹は『マザーコンプレックス』がひっそりと、新鮮なまま生きてるからだと思う。
特に、イケメンは根幹どころか、全細胞がマザコンになれる要素でいっぱいの生い立ちだ。主に子育てをする母親という女性から、イケてる顔面である子供には、そうでない子供よりも多少の愛情の差があるだろう。その優位性から、心を許した女性からの肯定を得ることで、喜びを得るのだ。
果たして美女は、母親という女性はライバルとなる。女との関係は、信頼と戦いから始まるのだ。だから女と女の物語は、たいがいが果てなくクソなのだ。
マザコンとなるのは、男ではイケメンだけではない。
イケメンという優位で異質な存在も、自分と同じ、マザコンの要素があると知ると、嬉しいのだろう。心を許した女には、甘えたいし肯定されたいよな!お前もそうなんだな!という連帯感だ。
イケメンのほうが、よっぽど生きやすいじゃないか。
美女は、疲れそうだ。
美女は髭を生やしてはいけないけども、イケメンは髭を生やせばワイルドイケメンだ。
さすがに私も、時折玄関に動物の死体が置かれてるとか、そういう目に遭っているイケメンには同情するしかないが、イケメンを見ると
「さぞかしイージーな日常送ってんだろうなァ??」
という因縁をつけるチンピラの気持ちになってしまう。反射で。
だから、イケメンにはあまり恋しない。
イケメンも、そんな私の思考が透けて見えるだろう。
優しくされると好きになる、とも言うが、イケメンは好きじゃない女に優しくしないので全面的に安全だ。
イケメンと私の棲家は違うのだ。
同じ空間にいても、きっと同じ空気は吸っていないのだろう。
嫌いなわけではない。
生まれ変わったら、君になりたい。
これは矢沢あいの名作、『天使なんかじゃない』のマミリンの名言と似てる。
イケメンには、この気持ちと並行して「イージーなんだろうなァ??」がある。
本日も読んでいただき、ありがとうございます。
愛しています。