宇宙船と砂漠で足跡

こんにちは。 こんばんは。 おはようございます。 flyingsapceshipと申します。 こちらのはてなブログでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章による書置きスタイルでお送りしようと考えています。

誘い受け

こんにちは。

こんばんは。

おはようございます。

flyingsapceshipと申します。

こちらでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章で書き殴っていくスタイルでお送りしています。

 

中学3年間は、部活の柔道を真面目に頑張っていた。

ただ、諸事情で自分の学校ではなく、隣の学校に練習しに行っていた。しかも、そのために、私は自転車通学ではない地域に住んでいるのに、自転車で通学していた。

同じ学校の生徒からすると、柔道部は練習している様子もないし、部員の1人は校則違反で自転車通学しているようにしか見えない。

 

そんな中、順調に大会を勝ち進んだ結果、長期休み明けの全校朝礼で、その結果を表彰された。

一般生徒は、柔道部が勝ち進んでいたことに驚いたそうだ。練習はサボってるし、しれっと校則違反者がいるときたら、仕方ない。

 

その朝礼から教室に戻ってすぐ、クラスのお調子者にあたる男子生徒が、私に声をかけてきた。

「flyingspaceshipさんさぁ、柔道部だよね。今日表彰されてたの、すごいよね」

 

慣れない人に話しかけられるのが苦手な私は、適当に肯定したと思う。不機嫌そうに見えたかもしれない。

男子生徒は、少し意地悪そうに早口で畳み掛けた。

 

「でもさぁ、実際どうなの?どのくらい強いの?なんか技かけてみてよ」

 

私は狼狽えた。

何考えてるんだこいつ。そんなことできるわけない。

明らかに筋肉が足りなそうな、一般生徒に、しかも、クッションのある柔道場でもない教室でできるわけない。

私は丁寧に断った。危ないから、と。

 

しかし、男子生徒は執拗だった。この年頃の男の子はしつこい。その上、自信過剰だ。そんなに危なくないやつあるでしょ、ちょっとだけ、なんかやってみせてよ、と言う。

絶対に怪我させるから危ないから、と事実しか言えない私は、そういう断り方をしたのだが、たぶんこれが彼のプライドを刺激してしまっていたのかもしれない。今なら、もっと上手な断り方があったと思う。

押し問答をしていたら、他の生徒まで集まってしまい、私(コミュ障)対数名の男子になった。

 

仕方なく、足払いだけかけることになってしまった。本当に危険なので、本当にやってはいけないことだった。

どうやったかは割愛するが、私は絶対に怪我をさせたくなかったので、他の集まってきた生徒にも頼んで、安全にやったつもりだ。

結果、お互い特に怪我はしなかった。打撲もない。

 

しかし、頼んできた男子生徒はかなり衝撃だったようで、

 

「えぇ〜…ウソ…まじこぇーんだけど…」

 

 

 

てめーがやれっつったんだろ。

 

と顔面に拳を当ててやりたい気持ちになったが、息を止めることで阻止をした。

 

私は、だから言ったじゃん、と言って、もう二度とやらないよ、とも伝えた。

他の数名の男子生徒も見ていたため、あっという間に

「flyingspaceshipはこわい」

と言う話になったらしい。

 

 

てめーから言っといてそれかよ。

 

もう知らん、勝手に言ってろ、と軽くひねくれていた程度の思春期から、完全に捻じ曲がった瞬間でもある。

 

こういうのを誘い受けというのだろうか?

 

ところで、今ならうまい断り方があっただろうな、と考えた結果出たのは、

 

とりあえず正面から見据えて組んでみて

「…あ、やっぱ、恥ずかしくなっちゃったから無理…/////」

 

 

いける!これなら、いける!と、思う!!!!!

 

「あの頃、もっと上手くやれたかも」の妄想は楽しい。

 

本日も読んでいただき、ありがとうございます。

愛しています。