嫌な夢
こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
flyingsapceshipと申します。
こちらでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章で書き殴っていくスタイルでお送りしています。
嫌な夢を見た。
見たくて見たわけじゃないが、たぶん、私が些細なことでクヨクヨうじうじジメジメギトギトしているからだろう。
そんな私の元へ、ヤレヤレ顔で嫌な夢はやってきたのだ。
みんなでバーベキューだかキャンプだか、なんかアウトドアな約束をしていたようだった。現実の私なら、2年に1回あるか無いかのイベントだ。
まずは、誰だかわからないが、友人1人の家に集合してから、車で現地に向かうということだった。
夢の中の私は、淡々と準備を済ませて、家を出た。
雨だった。
しとしとと弱い雨。
空はかなり暗い。
あろうことか、私はなぜか自宅の駐輪場にある自転車に乗った。
夢の中では自分のものの設定なのだろうが、雨で、しかもそこそこの大きな荷物で自転車に乗った。
雨はとても細かく霧雨のようだが、私は特に雨合羽など着ているわけでは無い。
それでも、自転車で友人の家を目指した。
乗ってすぐ、タイヤのコントロールがききにくいことに気がついた。
前輪を見ると、タイヤのゴムがその柔らかさを主張するかのように弛んでいる。
タイヤに空気が入ってない。
夢の中の私は、小さな声で「マジかよ」と呟いて、タイヤに空気が入ってないことを確認してから、より実感する乗り心地の悪い自転車を、なおも運転し続ける。
降りればいいのに、と覚めた側の私は思うのだが、夢の中の自分は思う通りに動いてくれない。
それこそ、タイヤに空気の入っていない自転車を運転するようなもどかしさだった。
右折しようとすると、タイヤの左側に弛んだゴムがはみ出る。グニャっとした動きと、雨でやや滑る手応えは、マジで事故る5秒前だった。
途中で、姉に似た人がいる、と思ったら、姉だった。
しかし、特になにもしなかった。姉がいる、と思っただけだった。
フラフラと不安定でスピードも出ない自転車を漕いで、やっと友人の家についた。
夢の中の友人の家は、左右に石碑のような岩が立つ門扉と、鬱蒼とした森のような生垣が家を囲んでいた。
家はやや旧い形の大きな二階建で、門扉から玄関までは、広い前庭で、車が4台くらい並んでいた。たぶん、その車に乗りわけて、アウトドアに繰り出す予定なのだろう。
霧雨で中途半端にジットリした私はやっと自転車を降りて、門扉をくぐり、周りを屋敷を眺めて、周りに人がいないか敷き詰められた砂利を自転車で踏みながら進んだ。
すると、丸坊主の7歳くらいの男の子がやってきた。
私は顔見知りなのか、男の子に「他の人は?」と聞く。
男の子は素直な顔で答えた。
「こんな天気で山に行くと思ってたの?」
濡れそぼって汚い犬みたいになった私は力なく「そうだね」とだけ言った。
夢はそこで途切れた。
夢占いが出来る方がいたら、分析してください。
生垣に囲われた御屋敷は、たぶん、最近ちまちま読んでいる本に出てきたものだろう。
本日も読んでいただき、ありがとうございます。
愛しています。