ノートの取り方
こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
flyingsapceshipと申します。
こちらでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章による書き置きスタイルでお送りしています。
友人からもらったテーマの中に『ノートの取り方』とあった。
大学時代のノートを探して見つけ出した。さすがに高校生の頃のノートは、実家か、もしくは捨てたかもしれない。
大学3年の冬まで友人がゼロだったため、
「やっべw今日寝てたわ〜ノート貸して?」
「え?レポート?一度も出席してないんだけど〜wノート貸して?」
などと、私が宣うことは一度も無かった。
大学入学して最初のテスト期間前に、「ノートをコピーさせて欲しい」と、同じクラスだが、話したことも無い人に頼まれた。
その頃の私は、まだ友人作りに対して僅かながら希望があったのか、貸してしまった。
すると2日もしないうちに、その授業を取っている他のクラスの他人にまで私のノートが出回っていた。
低知能どもがふざけんなよ。
と本気で思ったのを覚えている。
それからは、他人に一度もノートを貸すことはなかった。
貸して、と言われたら、「前に貸したらいつまでも帰ってこなくてテストで困ったんだよね」と開口一番言うと勝手に去って行った。
ノートを貸す相手も借りる相手も、代返を頼む相手もいないので、全てきっちり出席し、全てきっちりノートを取っていた。
ただ、ノートの取り方は、ほぼ板書丸写しの『真面目で頭の悪い奴』のお手本の内容だ。
特に決まった形式で書いているわけでもなく、ただただ見たものをそのまま丸写ししているので、今見るとなんのことだかさっぱりわからない。
お金がグルグル回っているのだろう。それをちょっとかっこよくアルファベットで表している。
ていうか、お前文学部なのになんでマクロ経済??
どこから人名でどこから名称なのかわからないカタカナ語が飛び交う。結局、プラトンは一度も著作を読んだことはない。
ていうか、なんでデザイン史とってるんだ???
こんな具合で、授業の取り方からがそもそも支離滅裂だった。
たぶん、「ノート貸してwww」とか言ってくる、顔だけ知ってるアホと授業が被るのを徹底的に避けた結果なのだろう。
私は当時奨学金を貰っていたので、無闇に成績を落とすことはできなかった。板書丸写しでもとにかく試験で単位を落とすことは避けねばならなかった。
ただ、ひとつだけ、朝9時スタートの授業に毎回きっちり5分遅刻していたら、その授業の単位は落としていた。
試験結果は良かったのに、成績発表の時に単位を落としていたことを知った。毎回の5分の遅刻で、試験勉強の時間を『パァ』にしていたのだ。
真面目だけどバカで、不真面目なのに成績が良い時もあった。
どの部分を切り取っても、私の大学生活は支離滅裂だったのだ。
誰か、当時の私を訳知り顔で分析して欲しい。
本日も読んでいただき、ありがとうございます。
愛しています。