読経と同じ効果があるかもしれない
こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
flyingsapceshipと申します。
こちらでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章による書置きスタイルでお送りしています。
先日、夜0時近く、歩いて歌を歌って帰っていた。狂っていたわけではない。flyingspaceshipの習慣なのだ。
BUMP OF CHICKENか、Red Hot Chili Peppersか、なんかそういう系の英語の歌詞を、機嫌よくブツブツ歌っていた。
すると、灯のない道の角に、おじさんがひとり立っていた。
腹が出っ張っていた。おそらく、腹囲100cmはいっているだろう。健康診断で引っかかるに違いない、メタボリックシンドロームの疑いだ。
おじさんとの距離が5mほどに近づいた時気付いたのだが、おじさんはTシャツを胸までまくっていた。
しかし、不審者にしては不審だったのは、おじさんは項垂れていたのだ。スタンダードな不審者であれば、人が通るのに気付いたら自信満々にそのボディを見せつけるだろう。
私は「?」と思いながらも、なおもブツブツした英詞の歌をやめなかった。
おじさんは項垂れたままだ。
わけがわからないことが嫌いなので、おじさんに近づきながら、声量を最大近くに上げた。英語がわからないところは適当に歌いながら、わかる単語ははっきりと歌った。
すると、さすがにおじさんはハッと気付いた様子で捲り上げていたTシャツを下ろし、醜い脂肪により出っ張った腹を被覆し、慌てたような足取りでどこかに走り去った。
なんなんだ。ヘソの掃除でもしていたのか?
本日も読んでいただき、ありがとうございます。
愛しています。