インターネットアイドル
こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
flyingsapceshipと申します。
こちらでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章による書置きスタイルでお送りしています。
職場でダンボールを布団にして一夜を明かすようなブラック企業を辞め、無職になったころに知ったのが、ARuFaくんだった。
それまでインターネット上でのオモシロ動画やネタはほとんど触れていなかった。
なぜなら心に余裕がゼロで、常にギスギスのflyingspaceshipだったからだ。いや、その頃はflyingspaceshipと名乗るのも『ふざけてやがる』としていただろう。
面白みゼロ、毒100%の社畜だった。
ふと無職になり、暇だからインターネットを無為に徘徊していた。しかし、頭の中は不安でいっぱいだった。
この先どうなるのか。
死ぬまでの間どう苦しむのか。
どうにかはなるはずだ。
それとも無職のままの苦しみで死ぬのか。
そんなことばかり考えていた。
ヤフーニュースで、恐ろしい仮面の口から流れるシャワーで頭を洗う、黒い目線の入った男性のサムネイルを見た。
それがARuFaくんを初めて知った記事だ。
【検証】シャワーを美少女に改造して、風呂場を華やかにしてみた | オモコロ
読み進めるほど馬鹿らしいのに、読むのをやめられない。ひとり、音の無い部屋でケタケタ笑いながら、スクロールする指は止まらない。
36歳くらいかと思っていたら、自分より4つも歳下だった。
その記事から、ARuFaくんはもちろん、オモコロ全体の記事を読み始めた。
『ARuFaの日記』も全部では無いが読んだ。
全部が全部、くだらないのに、クオリティは一切下がらないし、見たところ激しく炎上したようなものも無い。
むしろ、費用がかかっているものの方が、質が高くなる分くだらなさが増すように思った。
『こんなインターネットがあったのか…。』
目線はしているものの、その健康な身体を張り、学生という貴重な時間に費用も充てながら、きちんとした文章と的確な写真で、インターネットに制作物を放流するARuFaくんは、見れば見るほど可愛らしかった。
暗い思い90%で過ごしていた無職期間だったが、日雇いの仕事と就活の合間に、ARuFaくんの記事やオモコロのサイトを見ることで、ある程度気楽な気持ちになれた。
その結果、バリバリに影響されて一時ウェブライター関係の仕事にも携わったが、今の職種の方が働く上ではもっと好きなのだと気付いて、私の仕事に関しては今に至る。
ARuFaくんには、オモコロイベントなどで何度か直接話す機会もあった。とあるARuFaくんと仕事で会ったという人から聞いた話では、会うたびに関係性がリセットされる、ということらしかったので、私はイベントで話す毎に新鮮な気持ちを準備して話しかけさせてもらっている。
また、ARuFaくんには大量の女性ファンがいて、私と同じ気持ちの女性がこの世に多く存在することが嬉しかった。それもあって、普通に暮らしてたら絶対に接点が無かったであろう、可愛い友達も出来た。
今でも、ARuFaくんの様子はインターネットで確認できるなかの「ある程度」は見ている。主にTwitterとインスタグラムだ。
相変わらず、顔が可愛い。目線は入っているが。
私の無職期間に差した一筋の光が、ARuFaくんだった。
たぶん、それ以前のギスギスしていた時に知っても、鼻で笑って一蹴して、二度と見ようとしなかったかもしれない。
その時に出逢う運命で良かったと思う。
ちなみに、ARuFaくんがまだ大学生だったころに出した台湾旅行のDVDも持っている。
ARuFaくんが好きだと言っていたドライフルーツを食べながら観ることが多い。
企画が始まったと知らされる前の『ただの大学生ARuFaくん』の反応がめちゃくちゃ可愛い。そのあと、きちんとエンターテイナーとしてのARuFaくんになる。そのギャップもまた、愛らしい。
面白いのは、みんな知っているだろう。
よく見て欲しい。
ARuFaくんは、とにかく顔が可愛いのだ。
目線がついていても。
本日も読んでいただき、ありがとうございます。
愛しています。