宇宙船と砂漠で足跡

こんにちは。 こんばんは。 おはようございます。 flyingsapceshipと申します。 こちらのはてなブログでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章による書置きスタイルでお送りしようと考えています。

下の名前で自己紹介ができない

こんにちは。

こんばんは。

おはようございます。

flyingsapceshipと申します。

こちらでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章による書置きスタイルでお送りしています。

 

Twitterで相互フォローの方々に、実際にお会いする機会があった。単純に、楽しかった。

 

「あっ、私、flyingspaceshipです!ꉂ ( ˆᴗˆ )」

 

未だに、「なんだよフライングスペースシップって」と思う。

楽しかったので、非常に快活に自己紹介をしていたが、心の底では「はぁ?なんだよフライングスペースシップって」とあった。

ただ、その場ではほかに自己紹介しようがなかったので仕方ないとはわかっている。

 

わかっていても、30歳を過ぎた人間が自らすすんで『フライングスペースシップ』と名乗る状態は、やや恐ろしさが漂う。

 

いつだって私はまともなので、「なんだよフライングスペースシップって」と自分を責めている。

 

 

ところで私は、仕事で若い女性の名前を尋ねることもあるのだが、最近、下の名前を伝える人が増えてきた。

はじめは、「ミユキさんと言うんですね?変わった苗字ですね〜」などとマジで言っていて、下の名前だとわかるとやや呼ぶ時も照れてしまっていたが、もう名乗られた通りに受け取るようになった。

しかし、自己紹介で下の名前から言えるポジティブアメリカンみたいな流れはいつからあったのだろうか。

 

考えてみると、漫画やドラマなどの合コン的なものでも(合コンには一度しか行ったことがない上に途中で逃げたのでよく知らない)、女性は自己紹介で苗字を省略し、下の名前を名乗ることが多いように見える。

 

しかし、名前を聞かれて、下の名前を答えてくる女、というと劇団ひとりの『ヒロイン』再現ネタ※しか思い浮かばない。

 

※顔だけ振り向いて、「私、ユイ!」全身振り向いて「ユイっていうの!」という劇団ひとり

 

私にとって、「下の名前で自己紹介」はヒロインの特権のイメージになっていた。劇団ひとりのせいで。

 

前々からやりとりはしていたが、Twitterアカウントの名前だけを把握していた方もいたので、その機会に本名も伝えに行った。

その時私は、硬派にもやはり、苗字だけ名乗ったのだ。

 

だけど本当は、大人になってしまったからこそ、友達には下の名前で呼ばれたい欲がある。

欲はあるくせにすっかり忘れていた。

 

大人になってから妙に名前を褒められることが増え、それが嬉しくて下の名前で呼ばれたい欲が生まれた。

だが、同時に、あまりに褒められるので、本当に自分に似合っているかという今更どうしようもない不安も湧き始めてしまったことと、『下の名前自己紹介はヒロインの特権』意識のもと、欲求に対して矛盾した、支離滅裂な行動になってしまった。

 

急に下の名前だけ言うのはやはり恥ずかしいので、せめてフルネームを言えるようにしようと思う。

 

本日も読んでいただき、ありがとうございます。

愛しています。