31年、運営している
こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
flyingsapceshipと申します。
こちらでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章による書置きスタイルでお送りしています。
今日で31歳になった。
死ぬことなく、31年間同じ個体が、社会生活もしながら続いているのは凄いことだ。
昔々では、子供が無事成人することがとても縁起が良いものとするくらい、子供のうちは弱くてバタバタ死んだ。だからこそ、子供のうちに成長を盛大に祝うのだ。
一升餅を背負わせる風習とかは、赤ちゃんが可愛いので画像検索してよく見る。最近は、餅だと重くて可哀想だとかなのか知らないが、パンを代用していることもあるらしい。私の好きなパン屋、ポンパドウルにはそのポスターが貼ってある。
ところで我が社には、誕生日休暇という素晴らしい制度があるため、毎年、誕生日は半強制的に休みになり、上長の温かい気遣いにより、だいたいが2連休となる。
せっかくなので、映画館で映画を観て、限定の食べたいものを食べ、そのあと、友人のライブを観に行った。映画は今話題の『若おかみは小学生!』を観たのだが、感想はまた今度にする。明日も観る予定だし。
友人のライブは相変わらず、良かった。いつも良いので、どう書いたらいいかわからないし、恥ずかしいので、それは本人に伝える。
そこで、観客のひとりの女性に意識が釘着けになってしまった。
友人の番が終わり、別のバンドが始まったとき、真っ先に前列に来て、『フゥ~!』と拳を上げて盛り上げていた。そのバンドのファンの人であるのは、明白だ。
MCに言葉を投げかけて、会話をしていて、会場が和んだ。
曲が終わるごとに『カッコイィ~…』と女性の良く通る声で、バンドを讃えていた。
ステージに立つ人からしたら、そりゃ、かっこいいと言われたほうが、やる気出るよな…と思った。
思えば私は、JOHNNYPARKに対して、『かっこいい~』と声援を送っただろうか。
送ったことはない。
しかし、ファンとして、『ある』姿だとは思った。
『かっこいい~』とか『フゥ~』とか、ファンとしてなら、自然だ。
それができる人間だったなら。
今、それを難しいとまでは思わないが、簡単だとは思えない。
簡単にできていたら、今の自分と『なにか』は確実に変っていただろう。
31年、この個体を運営している自意識としては、「これでもまぁいいんじゃない。これだけやってきたんだし」という怠惰な意識のほうが大きい。
維持するエネルギーより、変革に費やすエネルギーのほうが100倍以上かかるからだ。
この個体の31年分のいいところと悪いところ、これから変えるべきところ、そういうものを、毎年見返して棚卸できるものなのだろうか。
六本木とかに住んでる人はやってそうだな。
flyingsapceshipは…六本木には、住めないから…。
本日も読んでいただき、ありがとうございます。
愛しています。