宇宙船と砂漠で足跡

こんにちは。 こんばんは。 おはようございます。 flyingsapceshipと申します。 こちらのはてなブログでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章による書置きスタイルでお送りしようと考えています。

創造主はいない

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最近衝動買いした漫画がとても良かった。

 

昴とスーさん 1巻 (HARTA COMIX)

昴とスーさん 1巻 (HARTA COMIX)

 

 

 

昴とスーさん 2 (ハルタコミックス)

昴とスーさん 2 (ハルタコミックス)

 

 

超次元的出来事と日常と心情が、繊細な線が重なった絵で美しく、周到に描かれている。

 

キャラクターもとことん魅力的だ。

スーさんはとにかくかっこよく、でもあくまで「よく居そう」な現実感もある。

澪ちゃんも、そんなスーさんの隣に相応しい、文句なしのヒロインだ。

愛が目に見えない分、日常がはっきりと輪郭をもって映し出される。

 

私が欲しかった、漫画の美しさが読めた。

 

話の中で、スーさんと澪ちゃんに起きた現象は「なにか意味があるのではないか」という課題が生まれる。

もちろん、主人公のスーさんは、その意味を探るために、積極的に現実と向かい合うことになる。

 

私も少し前までは「何事にも意味がある」とドヤ顔で言っていた。

 

しかし、事象にもともと意味があるような運命は、物語の主人公にしかない。だからこそ、物語の主人公ともいえるのかもしれない。

 

もちろん、私のような輪郭だけ書いてあるモブカースト最下位にも、生きている以上は意味が欲しい。欲しいから、起きた事象のあとに、「もしかして」と意味を後付けして、自分の行いを肯定してきた。

 

起きる事に全部意味はあとからつけられるけど、体感としての意味なんてないことの方が多い。

というか、きっとなにをやっても意味が無いことだってあったが、そうは思わないようにしてきたのだ。そう思っていたのは、死ぬ日を決めてた時だけだ。

 

現実を生きている以上、意味のある運命なんてないし、人生の終幕に解明する謎なんてない。だれもレールを用意していないからだ。

 

意味を探すためなら、その行動に意味はないだろう。

物語の主人公でない私は、意味が出来るように生きていくしかないのだ。

 

本日も読んでいただき、ありがとうございます。

愛しています。