イケメン恐怖症
こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
flyingsapceshipと申します。
こちらでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章による書置きスタイルでお送りしています。
最近見た夢が不思議だった。
新宿に似た繁華街の中の、居酒屋のようなバーのような店のカウンターで、私が楽しそうにお酒を飲んでいた。
お店は賑やかで、色んな人同士が知り合いみたいに話をして盛り上がっていた。
女性も男性も比率は半々くらいだ。
派手な人もいれば、私のような地味な人も、人種問わずといったところだ。
世界平和みたいだった。
ただ奇妙に歪な点が、男性らしい見た目の男性は『オネエ言葉』で話していた。地味目、おとなしめな男性は普通の話し言葉だが、顔がイケメンだったり、身体が大きく、筋肉質でスーツやレザージャケットを着こなす人は『オネエ言葉』だ。その割合も半々くらいだ。
私は派手で美しい女性とも、男性とも、『オネエ言葉』のイケメン店員とも楽しく話していた。
すると、その店の扉が突然開いた。
みんな、出入り口に注目した。吉沢亮に似たイケメンが颯爽と店に入ってきた。
私の隣にいる派手な美女めがけてイケメンが真っ直ぐやってくる。店の人全員が唖然と彼を目で追う。
美女は知らない相手らしく、最初は戸惑っていたが、イケメンとすぐに打ち解けたようで、私、美女、イケメンと並んでカウンターに座った。イケメンは『オネエ言葉』ではなかった。
美女の隣にいた私はコソコソ帰り支度を始めた。夢を俯瞰している側の私は「美女を取られて拗ねてるのか?」と思った。
美女とイケメンが私が帰ろうとしているのを呼び止めた。カウンターの中の『オネエ言葉』の店員も、どうしたのか、と声をかける。
すると怯えて涙目をした私が言った。
「オネエ言葉じゃないイケメンは怖い」
店内のみんなは気の毒そうな顔で「こういうケースもあるよ」「大丈夫だよ」「いいじゃない、まだ帰らなくても」「仲良く話してみたらいいじゃない」と優しく諭した。美女は私の腕を取り、カウンター席へ促す。
しかし、私は泣いて首を横に振りながら
「こわい」「こわい」
と駄々をこねていた。
という夢だった。
イケメンが怖い、というのは、実はある。「オネエ言葉を話してほしい」とまで深層心理では思っていたのだろうか。
ただ、イケメンに限らず、男性全般に対してそれなりに『勝てない』という事実を認めている面がある。私がちゃんとそれを理解して認めているから、それ以上に男性性を突出されると『こわい』と思ってしまうのかもしれない。
こんなアホな夢を見たせいで、早く母性の強めな彼氏を作らなければいけないのだろうか、と無駄な焦りが生まれた。
本日も読んでいただき、ありがとうございます。
愛しています。