お菓子作りについて
こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
flyingsapceshipと申します。
こちらでは好きなもの、気になるもの、考えたことについて、私ならではの少ない語彙と拙い文章で書き殴っていくスタイルでお送りしています。
ごはんを作るのは苦手だが、お菓子は作るのが好きだ。
実家にいるころから、お菓子とパンは時々作っていた。
料理をするより頻度が高かった。
実家の台所は侵入禁止だったため、コンロは使えない。
つまり、リビングで混ぜて、オーブンに入れるだけのものはできるのだ。
お菓子はクッキーやパウンドケーキくらいで、パンはバターロールくらいだった。
お菓子作りは、私の好きな手順が多い。
材料の量がしっかりと決められている。
料理の場合、例えば人参なら使う量は「1本や4/3本」だったりだが、人参の個体差があるため悩む。
出来上がる総量に対して、すべての材料が何gであるか事前に決められる。
最初にそれさえやれば、あとは工程通りに進めば、味に大きな異変も起きない。
ボウルひとつかふたつでできるのも嬉しい。
基本的に刃物も使わない。
必要なのは、混ぜる持続力と力加減くらいだ。
同じ動作を、混合変化が起きるまでやれば良い。
すごく、わかりやすい。
混ぜて疲れるけど、オーブンに入れている間は触らずにいなければいけないので、ゆっくり休憩もできる。
バターロールはまさに焼きたてが食べられる。
捏ねるのは大変なので時間があるときだけだったが、とにかく楽しみで、とても充実した時間だった。
一人暮らしをしてからは、日差しのある暖かい日にパウンドケーキくらいしか作ってない。
日差しのある暖かい日を選んでいるのは、屋内が理想的な常温になりバターを混ぜると手早くふんわりするからだ。
そしてなにより、自分で作るのも好きだが、家で自分以外の人が作ってくれるケーキはいちばん特別なのだ。
私が物心ついた頃には、母親はお菓子作りはしなくなっていた。
私が生まれる前、姉が幼い頃には作っていたらしい。姉の記憶もあやふやなので、事実かどうかはわからない。
まぁ子供が2人もいたら、お菓子作りまでするのは、クソめんどくさくなったんだろう。
しかし、実家では私以外がお菓子を作ることは無かった。
いちばん新しい記憶で、人にお菓子を作ってもらったのは、『炊飯器ホットケーキ』だ。
前に付き合った彼氏が作ってくれた。
驚いたのが、牛乳を目分量で入れていたことだ。
すごく手早くて驚いていたら、
「ホットケーキは計量カップ使うほどでもないもの」
と笑われた。
単純に、すごい!と見ていて、出来上がったら2人で食べた。
本当に美味しかったので、「すごいすごい!美味しい!」と喜んで食べた。
今考えれば、なんて簡単な奴だろう。
5歳児くらいの反応か。
しかし、やっぱり手作りを食べられるのは嬉しいものだ。
なによりも特別なホットケーキだったのだ。
素直に喜んで、労力を讃えて食べるのは、正しい姿勢だと思う。
またいつか、そんな幸せを得たい。
今、それを当たり前と感じている人がいたら、改めて、見直して欲しい。
なんかかなしくなった…。
本日も読んでいただき、ありがとうございます。
愛しています。