宇宙船と砂漠で足跡

こんにちは。 こんばんは。 おはようございます。 flyingsapceshipと申します。 こちらのはてなブログでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章による書置きスタイルでお送りしようと考えています。

狭量さと盗電

こんにちは。

こんばんは。

おはようございます。

flyingsapceshipと申します。

こちらでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章による書置きスタイルでお送りしています。

 

ムカついた話です。

 

私の物理的なパーソナルスペースは普通だと思う。

狭すぎることもなく、だからと言って、頑なに広く取ろうとして満員電車で嫌われるような人種にもなりたくないので、時と場合に合わせて対応できる。

 

仲の良い友達でも、相手による。

仲が良くても、基本的に触れられるのが苦手な人もいる。と、思っているので、基本的に私からはある程度スペースを空けたほうが優しさだと思っている。

 

ただ他人で、特に本屋やカフェなどの店では、せめて所定のパーソナルスペースは守りたいと思うものじゃないだろうか。

 

ある日、いつも行くスタバで、2階の1番隅の席が空いていた。2階の席は静かなので、よく溜まった本を読むときに使うのだ。

1番壁にくっついた席なので、壁際のソファには肘置きもある。

 

その手前の席には、若いカップルが座っていた。私はその隅の席に、簡単な手荷物を置いてから注文しに行った。

 

注文して商品を受け取って席のある2階に戻ってくると、その席の壁の足元にあるコンセントにスマートフォンが繋がれていて、ソファの肘置き部分に置かれていた。

勿論、それは私のものではない。

 

リラックスして本を読みたかったので、誰のものかもわからない携帯電話の所在に、まず困惑した。

商品を持ったまま、しばらくその席の前で立ち止まって、わざとらしくキョロキョロしてみたが、誰も取りに来る様子も、私の様子を気にしている人もいない。

 

仕方なく座ってみたが、席を取ったときには何もなかったはずなのに、と、なんだかすごく気まずい気持ちで、窮屈で全然落ち着かない。自分の席に誰のモノかもわからない他人のものがあるのが、気持ち悪くて仕方なかった。

 

なんとなく、隣のカップルのどちらかのモノなんじゃないか、とは思い始めた。

なぜなら私は察しが良いからだ。

 

なんだか無性に腹が立ってきた。

 

そもそも、下の階にはフリーの電源設置の席もある。壁際の足元のコンセントは明らかにサービス用のモノではないだろう。というか、私が席を取る前に壁際に移動して充電でもすればいいし、それに間に合わなかったのなら、私が困った顔でその携帯を見ていた時に一言言ってくれればいいのに。

とにかく、その携帯の持ち主への不満が次々と湧き出てきた。

 

もうダメだ耐えられない、と判断して、あくまで冷静を保って、ゆっくりとコンセントから充電機を抜き、その謎の携帯を持って静かに席を立った。

 

すると

 

「あの、それ、俺のなんすけど」

 

案の定、隣のカップルの男の方が不機嫌そうな表情で声をかけてきた。

「けど」?だから?なんだよ、と思った。日本語もまともに話せない相手と判断した。

 

「忘れ物だと思ったから店員に渡そうと思ったんだよ。常識もマナーも無いんだな」

一息で言って携帯と充電機を渡した。知能が弱そうなやつにはフィジカル的に強く出るのがflyingspaceshipだ。

 

たぶん、そのカップルは変な奴が隣に来てしまった、と言う感想だっただろう。

その通りだよバカ。

自分のカフェスペースくらい守って読書したい変な奴が来たんだよ。

 

今思えば、そんなに怒らなくてもいいことだけど、やっぱりあの居心地の悪さは無かった。

 

 

最近では、主にカフェなどで、フリーの電源が設置されていて、そこで携帯を充電したり、PCを繋いで作業ができることが当たり前になってきた。

『電源カフェ』などで検索すると、近くのフリーの電源を設置しているカフェを案内してくれるページもある。

 

だからなのだろうか。

代わりに、「盗電」の意識が無い人が目立つようになってきたと思う。

電源設置カフェだとより、サービスで設置しているコンセントと、そうでないコンセントの区別がつきにくくなっている。店側からしたら、そんなことで注意することも無いだろうし、実際の損害もあまり無いからという理由で「悪いこと」にはならない。

ただ、私が狭量なのだろう。

 

携帯の充電が切れてしまうのは、昨今では仕方ないと思う。切れたままにしておくのも、このご時世なにが起きるかわからないので備えておきたい。モバイルバッテリーを持つのが1番だと思うが、それができない人もいる。

だからこその電源カフェだったり、携帯ショップの充電サービスなのだ。

 

そういえば、携帯のキャリアショップの充電サービスが(一部)無料なのを知らない人もいた。私がよく使うショップは無料だ。1時間程度預けておけば、90%〜60%前後は充電できる。

昔はよく、出先で充電器を忘れたことに気付いた時は、先に場所を把握して利用していた。

 

ただ、携帯の充電が切れた!と言って、なにも考えずまず盗電の手段をとるような人間は、『大人』とは扱いたくない。

携帯の電池残量がなんのために表示されているのかも考えて欲しい。

 

これは私の狭量さだとは思う。

でも間違ってはいない。

盗電1円で起訴となった例もある。

「痴漢は犯罪です」と同じように、言わないとわからない人間もまだまだいるようだ。

 

本日も読んでいただき、ありがとうございます。

愛しています。