自分の声と話し方
こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
flyingsapceshipです。
小学6年生の時に、初めて自分の声と話し方を機械を通して聞いた。
まず思ったことは「頭悪そう」だった。声は思っていた以上に幼稚に感じたし、定型文を読んでいるはずなのに、テンポなのか抑揚なのかわからないが、知能が低そうな話し方に聞こえた。ただ、そこまで酷評しておきながら気にはしなかった。人には頭悪そうに思われてるだろうということが解って良かった、くらいに思っていた。
そう前向きになれたのは、声は変えようがないからだ。話し方に関しては、定型文を読んでいたこともあり、声が大きな原因だと思った。どちらにせよ、その時にすぐに直す方法があるとは思えなかったのだ。
それよりも、自分の顔のアトピーと天然パーマと低身長をどうにかしたかった、というのもある。
それから、特に私は私の声や話し方をコンプレックスにすることも、意識することもなく過ごした。機械を通して自分の声を聞くことはカラオケくらいで、録音して聞く場合とだいぶ質が違う。
私は私の声を、今はもうよく知らない。
話し方に関しては、就職したり、転職したなかで勉強したり訓練したので、仕事上ではもう確立されたパターンで話す。
ただ、ここ1年くらいになって急に、私の声や話し方で他者の意見を聞く機会が多くなった。
声は「よく通る」らしい。どう違うのか私はわからないが、「通る声」と「大きい声」は違うらしい。
話し方は「結論と理由に隙が無い」「道筋がはっきりしている」と言われる。ただ、それは「雑談の隙が無い」とも言えて、どちらかというと男性的な話し方らしい。
確かに、女性同士によくある、結論が見当たらない雑談に跳んだり、一言前の話題Aがまったく逸れたにも関わらず数分前の話題Bに戻る、という状況が私は非常に苦手だ。
今の職場では日常茶飯事だ。その渦中、私は頭がついていけなくなったと判断したら少し離脱してから、「話題Aは結果どうでしたっけ?」「話題Bはなにからしますか?」と確認だけする。
ただ、この確認作業も仕事の内容だからついていけるだけで、完全な雑談になると「ウワーッ」と言って逃げる。
こうして自分の声と話し方をまとめると、「よく通る声」で「隙が無く話す」のはなんだか威圧感がありそうだ。
だから頭の悪そうな幼稚な声くらいでちょうどいいのだろうか。
本日も、愛しています。