ググれksについて
こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
flyingsapceshipと申します。
こちらでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章で書き殴っていくスタイルでお送りしています。
時々、「最近よく眠れないんだけど」「疲れがとれない」という話を友人とする。
だいたい、それぞれのライフスタイルに合わせた対策を講じてみてはいるものの、『効果があるのかわからない』『もっと良い方法が無いか』を考えたり調べたりしている延長で、会話の中に入れる。
そういう会話だと、どの人から話を聞いても、自分も参考になるので、できるだけ自分の情報や考えたことを伝えてみる。
しかし、そういう悩みはあるものの、突然他人に訊いてくるタイプの人間もいる。
正直、インターネットに半身浴している私は心の中で『ググれks』と一蹴している。
ただ、現実は大型掲示板ではないため、ひとまず会話がつながるコミュニケーションをするのがマナーだ。
今試してる方法があるのか、いつ頃からその状態なのか、その悩みの弊害はあるのか、などなど聞き出してみる。
そこまでこちらから積極的に聞いてみて、いつも思うのが、
『そういう人間はだいたい困ってない』
ということだ。
困っているのはむしろ、『会話する話題が無さすぎる』ことだ。
解決してしまったら話題が無くなるので、建設的な解決方法を導き出そうとすると、段々と興味がなさそうに、空を見つめている。
そういう時、私は優しくないので『てめー、そこの窒素になんか書いてあんのか、言ってみろ』と思っている。
しかも、そういう相手は、聞き出されることを厭う。
それはそうだ。単なる『話題』として話し出したことに伴って、自分のライフスタイルや考え方まで引きずり出されたくないだろう。
本来、眠れない、と言ったことも、疲れがとれない、と言ったことも、解決するつもりで口に出したわけではないからだ。
ただ、そんな相手を前にした時思うのは、『お互い様』だ。
同じ空間に『ただ居る』苦痛を和らげるために、興味のあるフリをして色々聞いてみただけだ。
それに答える気が無くなる様子が見られたら、こちらはもう既に話題どころか存在に興味を失う。
窒素に書かれた見えない文字でも読み込んでやる。
「時間が経つのが遅く感じる会話」とか「マウンティングトーク」が繰り出されるのは、自分の好きなことが話せない人によるものではないか、と思う。
話したいこと、誰かに聞いて欲しいと思うことが無いから、愚痴っぽくなったり、人と比べたりするしか見当たらないのではないか。
「ねぇねぇ!聞いて!」という表情があると、聴きたい気持ちになるし、どちらからともなく、話題は尽きなくなる。
人を前にして、話したいことが無い、自分を知られたく無い、という状態では、話すのも、聴くのも、お互い苦痛だ。
逆に、『話をした程度で、あなたのことをすべて知られる訳じゃないよ、安心してよ』と宥めてやりたい。
ただ、普通は話をしていない相手に興味は持ちようがない。
話をしてもいないのに、他人に興味津々になれるのは、極稀な犯罪にならない程度のストーカー性がある奴だけだ。
中途半端な気持ち悪さがより悪質性を際立たせる。
会話をしただけでは、相手のことはわからないのは変わらない。それは、ググっただけではそれを知ったことにならないのと同じだ。
私は本当に好き勝手下らない話をするが、どうせ会話をするなら、お互いに楽しめるようにしたいと思って、最低限の気遣いはしている。そうは思われていないと思うが。
時間の密度を高めるということは、答えやオチを付けることだけが、全てではないとも思うからだ。
ちなみに、親しい友人同士だと、ググりながら会話していることのほうが多い。
Googleってほんとすごい。
本日も読んでいただき、ありがとうございます。
愛しています。