リップクリームについて
こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
flyingsapceshipと申します。
こちらでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章による書置きスタイルでお送りしています。
今日はリップクリームの話だ。
めちゃくちゃしゃらくせえテーマになった。
しかし、よほど肌が強い人か唇に神経が通ってない人でなければ、男女も季節も関係なく使うと思う。
『リップクリームなんて女子供の使うもの』というイメージのある人もいるかもしれないが、実際、私が昔の職場にいた時は、30代後半〜50代くらいのサラリーマンが1番「悩んで」買っていた。
なぜなら、彼らはリップクリームの情報を共有する場がないのだ。
対して女子供はコスメ系の情報を集めて共有する場が、リアルでもネットでも豊富にあるため、自分の判断で悩むことなくすぐに購入できる。しかも、若いのでそれほど肌が乾燥しないし、弱くもない。
30代後半〜50代くらいのサラリーマン、まぁおじさんたちは、普段からスキンケアもせず、肌の老化に気づかないまますごしたものだから、皮膚の薄い唇からいち早く乾燥しやすくなる。若いうちはそんな経験がなかったため、それまでの経験「だけ」で使える対処法を知らない。
そもそもリップクリームを使った方がいいのかどうかまで悩んで売り場に来るのだ。
「メンソレータム、よく見るな」「ほかと比べると安すぎる…」「だからと言って高いから良いとは…」「ん?こっちのはパッケージがピンクということは口紅か?」「日焼け止め効果も必要なのか?」「真ん中くらいの値段ならとりあえず…」「いや、でも今すぐどうにかするなら…」
などなど、だろうか。
ところで私の皮膚は、私が生まれた時から本来の役割を放棄し、私を守るどころか痒みと刺激で攻撃して、さらに治療費で私の生活を圧迫するという寄生獣的存在だ。
当然、唇は最弱だ。
そうは言っても、私も若いうちはそれなりに低価格のもので間に合っていた。
それが25歳前後から、その皮膚の本領を発揮してきやがり、1000円前後のリップクリームでも物によっては合わずに酷く荒れる、を繰り返していた。
収入のすべてを使い切らなければ、という謎の使命感があった時は、10g2,300円(税抜)の都内では表参道でしか買えないリップクリームを3年ほど愛用していた。(現在はリニューアルして2,600円)理由は、荒れなかったからだ。
また、私の暗い顔には社会人として外に出る時は口紅が必要なのだが、この高いリップは皮膚の水分に反応して色が付くティント機能もあったので、とても使い勝手が良かった。この点では、残念ながら一般的な男性にはオススメできない。
一度無職を経験した時に我に返り、『2,000円以上のリップクリームを日常使いは贅沢過ぎる…』と気が付いた。
だからと言って、あれこれと1,000円前後のリップクリームを試し買いして結局捨てる目に遭うのは、無職には酷過ぎる出費だ。だからと言ってflyingspaceshipは『財布くん』を作れるほどの魔法少女では無い。
そんな時に見つけて、もう3年以上愛用しているのが、生まれたての赤ちゃんが使えるシリーズのリップ&チークバームだ。18g1,900円(税別)
実はこれはすごくでかい。
私がおもむろに業務用のスティックのりを取り出し唇に塗り始め、気が狂ったのかと思った、と言われた。
リップ&チークの名の通り、顔にもぬれるように大きく出来ているのだ。なんなら全身どこに塗ってもいい。
基本は生まれたその日の赤ちゃんが使うことを想定して作られているからだ。赤ちゃんの頬のヨダレかぶれや赤み(炎症)の鎮静と保湿ができる。
これは色は一切つかないし、香りはあるが自然の香りなので気にならない。
使い始めはやや硬さが気になるかもしれないが、指先で撫でて溶かしながら使ってもいい。もしくは、削って小さなクリームケースかなにかに入れると使いやすくなる。
私は面倒くさがりで雑なB型の悪いところを煮詰めてできた生き物なので、唇にスティックのりを塗る女と呼ばれてもそのまま使っている。
リップクリーム売り場でゾンビのように徘徊しがちな人には強くおすすめしたい。
本日も読んでいただき、ありがとうございます。
愛しています。