赤い口紅
こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
flyingsapceshipと申します。
こちらでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章による書置きスタイルでお送りしています。
昔、母の洋服ダンスから出てきた口紅は、赤いのか茶色いのかわからない上に、スティックの形を保てずドロドロして、蓋の裏側に半分くっついていた。その上、香料の異臭がした。
私は、「これは体に悪いもの」と察知した。
その印象が強く、漫画や映画で見る『小さな女の子が口紅でイタズラをする』なんて微笑ましいエピソードには繋がらなかった。
そのエピソードは、「綺麗で、口紅を定期的に買い換えるような母親であること」が前提条件なのだ。
その時同時に見つけた、かなり古いデザインのケースに入ったパウダーファンデーションも、粉々に割れて、捨てればいいものを、なにかに包んで保管されてた。
捨てろ、そんなもの。
ここ数年の流行りで、赤い口紅は日本人女性の定番化している。
10~20代前半の女性もこぞって赤い口紅だ。
flyingsapceshipももちろん、赤い口紅は持っている。
30歳前後になって、本当に実感するのが、肌が健康で綺麗でも、加齢しているため顔色がくすむ。
顔色のくすみを自然にカバーする補助をしてくれるのが、赤い口紅だ。
くすんだ顔色のカバーを、ファンデーションだけで施そうとすると、わずかに残っていたはずの透明感でさえ失って、+5歳肌の完成だ。
前にも書いたが、ファンデーションは添えるだけだ。
その為には、素肌のコンディションはそれに合わせて整える努力も必要だが。
目の下がいちばんくすむので、そこを均すようにファンデーションを塗るくらいで、最後に赤い口紅が、色と目の錯覚を起こして、顔色の悪さが気にならなくなる。
赤い口紅ならではの有効な使い方だ。
ここまでは、一般的によく言われている話だ。
ここからは、私が個人的に感じたことだ。
最近、NARSというブランドのリキッドリップを購入した。
完全なサラサラの液体タイプの口紅だ。マットで、しかも長時間落ちない。
皮膚が防御力の低い私では、今までだと、『マット』で『長時間落ちない』口紅は試したものすべて3時間程度で、唇全体の皮がめくれた。
これはずっと色をキープしつつ、いくら喋っても落ちなかった。
リンクにした2785『ダークレディッシュフューシャ』の通り、フューシャピンクに近い赤だ。
長時間落ちないため、1日のうち度々見かける鏡に映った自分は、いつも赤い口紅だ。
そこで気付いてしまった。
美人じゃない奴は、笑顔じゃないと赤い口紅が浮いて見える。
色選びが悪かったのでは?と思うかもしれない。まぁ、それも一理あるだろうから、ぜひ試してから購入して欲しい。
しかし、やはり鮮やかで肌色にフィットした赤い唇は、美しく映える。その分、ブスが真顔だと、赤い唇だけがキレイで、顔の悪目立ちになると感じた。
その昔の都市伝説も、赤い口紅が流行った時期だったように思う。確かに、鮮やかで美しい赤い唇で、ブスが真顔で近づいてきたらそれだけで怖いし、ブスだって『こんなに綺麗な口紅買ったのに…』となんだか自信が無くなってしまったら「私キレイ?」と確認したくもなる。
冒頭でファンデーションの話もしたが、自分にフィットする赤い綺麗な口紅を見つけたら、その日は笑顔でいるのが一番オシャレなのだ。
本日も読んでいただき、ありがとうございます。
愛しています。