宇宙船と砂漠で足跡

こんにちは。 こんばんは。 おはようございます。 flyingsapceshipと申します。 こちらのはてなブログでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章による書置きスタイルでお送りしようと考えています。

勉強の理由

こんにちは。

こんばんは。

おはようございます。

flyingsapceshipと申します。

こちらでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章で書き殴っていくスタイルでお送りしています。

 

しっかり過去の栄光だが、高校の定期テストでは1番良くて学年2位だった。

数学の成績は、中学の時は5段階で最悪2だったのが、高校では10段階評価で8か9だった。

 

高校では勉強していた。

理由は、好きな男の子がメガネをかけていたからだ。

 

入学式の翌日に、その子を見て、「メガネをかけている」という1点だけで、中学3年間しっかり脳味噌まで筋肉に変えた元柔道部員は『バカだと思われたら話してもらえないかも』とすぐさま思った。

 

完全な一目惚れだったため、高校3年間、その男の子とは挨拶くらいしか会話をした記憶が無い。

中身なんて見ていないに等しい。失礼だ。

 

とにかく、『その子と仲良くなるにはバカではダメだ』という思いに取り憑かれた。

話しかける度胸も愛嬌も無いくせに、ただひたすらに、勉強していた。

度胸も愛嬌も、顔面偏差値も無いので、せめてもの、なにか自信を持って向かいたかったのかもしれない。

 

ここがモテない奴の思考だ。よくあるので、覚えていて損はない。

 

隣の偏差値の高い学校に中学の友人がいて、その友人が塾に誘ってくれた。

その友人は、隣の学校でも首席を取ったことがあるくらいかなりの秀才で、背が高く身体が平べったかった。彼女曰く、「食べてる時間があったら勉強したい、時間が勿体無い。でも食べないと身体がもたないから、人間の体って非効率だ」とのことで、よく、勉強しながらカロリーメイトを齧っていた。

 

塾で彼女と一緒に勉強していたら、一気に成績が上がった。

高校で最初のテストでは20番台だったのが、2回目では15位以内(だったと思う)に入った。

 

好きな子が、実際どの位の成績なのかは気にしていなかった。

勝手に5位以内くらいだと思って、そこを目指していた。

 

5位以内に入ったら、話しかけようと思っていた。

 

これもモテない奴の思考だ。そんなこと、相手は知らないのに、勝手に意気揚々と話しかけてくる奴だ。

 

2年生の中盤くらいに、自分史上最高の2位をとった。それを、好きな子の友達のゴリラみたいな男子に言った。

 

「えっ?それでお前、あんなに勉強してるの??」

とだいぶ驚いていた。

その上、

「でも、アイツ(好きな子)、いつも学年100番くらいだぞ????」

 

 

 

メガネかけてるのに??

 

 

 

それは言わなかったが、誤算だった。当たり前だ。

 

しかし、それで好きな子のことを好きじゃなくなったわけではない。

普通の子で良かった、と思った。それに、日常的に学校で遊んでいるときの自分はとても頭が良さそうには見えないので大丈夫だろう、とゴリラ男子に言った。

 

するとゴリラ男子は笑いながら言った。

「いやww俺、お前のこと、バカに見えるけどめっちゃ頭いいぞって、アイツに言ってあるからwww」

 

 

 

ダメだ。このままでは高飛車な成績自慢の女が話しかけてきた、と思われてしまう。

 

しかし、成績を維持すれば、例え好きな子が進路をどこにしようと一緒の進路に出来るのではないか、と考えた。これがストーカーと呼ばれるものだとは、たぶんその時は知らなかった。

 

そして、高校3年生のセンター試験の直前に、ゴリラ男子に好きな子の受験先は聞いているか確認したら

 

「いやいやいやwwアイツ、専門行くからwww」

 

すっかり大学への進路だと思い込んでいた私は、一気に勉強のやる気をなくして、適当に選んだ大学に推薦で受験した。

 

そして、結局卒業まで挨拶くらいしかできなかった。

 

そして、進学した大学では3年の冬まで友達ができなかった。

 

私の16歳から21歳くらいまではこんな感じだ。

思い込みで生きていた。なぜなら、私はめちゃくちゃ素直で、その上思春期だったからだ。

 

本日も読んでいただき、ありがとうございます。

愛しています。