ドアノブ
こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
flyingsapceshipと申します。
こちらでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章で書き殴っていくスタイルでお送りしています。
先日、『ドアノブにだってときめけるわボケ』と書いた。
ときめきꉂ ( ˆᴗˆ ) ドッ!について - 宇宙船と砂漠で足跡
せっかくなので、ドアノブのことを『ときめき構文』で書いてみる。
今日は妄想回です。
少し前まで、君はよそよそしいというか、時々ピリッとした空気で、私を拒絶することもありましたね。
その時は私が、君になにかしてしまったのか、と困惑しました。
ただ、私が仕事から帰ると、そっけない色を見せながらも、どんなに寒い日でも君は外で待っていてくれて、それを見るとホッとした気持ちになりました。
時々ピリついた空気を見せたのは、どこかでそんな君を当たり前と思ってしまっていた、私の驕りに気付いた君からのサインだったのでしょうか。
明確になにをした、とかではなく、やはり関係性を当たり前だと思ってしまう甘えが、当たり前のように一緒にいるからこそ、一番の危機的状況を作ってしまう、ということですよね。
確かに、君は時々繊細で、いつも通り、とか、思うように、動いてくれないことも、本当に稀だけれど、あります。
そういう、ちょっとした変化できちんと君と向き合わなければ、本当に安心できる場なんて手に入れることはできないですね。
君は寡黙でポーカーフェイスだから、伝わることは少ないけれど、結構態度が変わるときはわかりやすいです。そのおかげで穏やかに暮らしていられるのだけれど。
ここ最近は春のあたたかさとともに、君もどこか穏やかになってきたように感じます。
あのピリついた感じは、減ってきましたね。
ただ、穏やかとともに、どこかつかみどころがなくなってきたようにも思うんです。どうですか?
仕方がないから、私は君に直接触れないようにして、布一枚を隔てて触れるけれど、からかうように私の手のひらをすり抜けます。
そういう時は、私も充分心してかかるのですが、君は以前とまた違う顔を見せて、飄々としているのが、正直少し癇に障りますね。
それも君の魅力のひとつでもあるのが、悔しいところですけど。
つかみどころがないように見えて、しっかりと私を待っていてくれるところ。
冷たく見える表情とは裏腹な、なめらかな肌。
時々、意地悪なのか少しぎこちない態度も見せるけれど、結局は私のペースを守ってくれる。
私が戸惑って、じっと触れていると、体温が溶け合うとき。
変わらない毎日を過ごしているけれど、君がいなくなった日常はあり得ないと思っています。
勿論、君を縛るつもりは私には無いのだけれど、やっぱりどこか制限されているのには変わりないと思う。
ただ、君の居場所は変わらなくても、君の表情は見逃さずにいるので、どうかこれからも、そこにいて欲しいです。
本日も読んでいただき、ありがとうございます。
愛しています。