適職外の呪い

こんにちは。

こんばんは。

おはようございます。

flyingsapceshipと申します。

こちらでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章による書置きスタイルでお送りしています。

私は仕事が好きだ。

好きなものに関われている仕事だし、接客はアルバイトから含めるとトータルで10年以上と、長く関わっている業種でもある。

私は、このブログのはじめの方で、私は過去に脳の適性検査みたいな知能指数の検査を受けたことを書いている。知能指数について - 宇宙船と砂漠で足跡

実は、その検査では、今好きで勤めている業種は『適職』ではなかった。

医師からも、「接客よりも、数字や文書を扱う事務的な仕事が合っていると思う」と言われた。当時は、そういう業種にアルバイトで勤めていたから、医師は気遣いもあってのことだったかもしれないが。

しかし、結局はその当時の事務的な業種から、接客に戻ったのだ。

もちろん、私は『めちゃくちゃ賢く仕事ができる』タイプでは決してない。楽しいと思えて、好きなだけなのだ。

その分、苦労する域を脱するまでは、かなり時間も策も尽くしてしまうことが多い。

いち企業社員としては、『真面目だけど成長の遅い社員』という評価が妥当だと思う。

直属の上司にとっては、かなり歯がゆい思いをさせて、体力を削いでくる奴だろうし、私自身もそれを考えても考えなくてもだいたい胃が痛い。

今のところ、難しくて、苦労して愚痴を吐いたり勝手に落ち込んでも、楽しいし好きな仕事だ。

あと、ブラックになりがちな接客業だが、働き方のルールはホワイトに向けてみんなで頑張っているところも有難い。

しかし、手に負えないことに、私は『多少の苦しみや嫌なこともあるからこそ賃金が発生する』という思考がある変態だ。

ブラック企業でフレッシュ社会人1年目をがっつりやってきた為なのか、ただ変態なのかはわからない。

親元を離れて、手に職も無い、才能も無い私には、賃金を与えてくれる『会社』への帰属意識が大きい。立派な奴隷意識とも言えるかもしれない。

そういった考え方だからこそ逆に、『適職外』のほうが精神衛生を保って働けるのだ。

きっと、なんの努力も苦しみも要することなく、浮き沈みなく平穏無事に週5日出勤をこなし続けていると、いつか不安が爆発するのだろう。間違えがなければ、正解がわからなくなるのだ。

正しいのだろうか？と自問自答の自問だけを繰り返し、また知能検査を受けに行くくらいには不安でいっぱいになるのだ。

今の仕事でも、間違えはないほうがいいに決まっている。間違えはしないようにしている。

間違っていなくても、考える幅が広いのだ。

IFがたくさん発生する。それを、次へ次へと繋げてトライが出来るチャンスを掴むことができる。

決して、お客様を実験台にしているとかの意味合いではなく、自身のスキルの問題だ。

もともと、知らない人は苦手だし、緻密な会話構成もできない。

ただ、私がその人の力になれるかどうか、は、忘れずにやれている。

本当は適職ではないかもしれない。

でも、私の人間性には、『適合しない職種のほうが適職』の可能性が高い。

仕事に行きたくない日もあるのに、仕事が楽しいと言える理由を考えてみた。

割と幸せな奴隷だ。

本日も読んでいただき、ありがとうございます。

愛しています。