アイドルルナルナ炎上騒動
こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
flyingsapceshipと申します。
こちらでは好きなもの、きらいなもの、気になるもの、考えたことがあれば、私ならではの少ない語彙と拙い文章による書置きスタイルでお送りしています。
だいぶ下火になって、忘れられたころだと思うので、蒸し返してやろう。
『アイドルルナルナ炎上騒動』だ。
私も、ざっくりとしか知らないので、ざっくりと知っていることだけまとめるとこうだ。
とある女性アイドルのスマートフォンのホーム画面に『ルナルナ』というアプリが入っていることを、男性ファンが確認。『ルナルナ』は簡単に言うと、生理期間の管理アプリだ。それを知った男性ファンは「男とセックスするためにこのアプリ入れてるんだろ、このアバズレが」というようなことをコメントし、その他の男性ファンもそれで炎上し、さらに全然関係ない女性たちも油を注いで炎上し、ツイッタ―のTLにその話題が流れてきた人も「ドルオタきも…」と言って炎上し、とりあえず、なんかよくわからないひとにも、一時的に『ルナルナ』アプリが有名になった。
アイドルが炎上するとアプリが儲かる(儲かってはいないかもしれない)んですかね?現代落語かな?
こちらのブログを読んでくださっている男性の多くは、女性とお付き合いしたことがある人だと思うので、『ルナルナ』の必要性について細かい説明や解説は不要かもしれないが、せっかく蒸し返したので書いておこう。
正直、私はあまりこの手の生理現象の話は文章で残したくない。
昭和生まれなので、こういった話は秘しておくものだという意識が根底にあるし、個人差がある話なのでそういう話はだいたい叩かれるからだ。しかし、男性に秘して教育していった結果が現代のこのザマァねえ感じなので、自分の把握していることだけ書いていく。
身体的付き合いのある相手や予定がいっさいなくても、生理日の管理は必要だ。
よほど奔放な女性でない限り、アプリで管理できるようになったのは、かなり便利だと感じている人は9割以上だと思う。
そもそも生理というのは、10代くらいの、女性の内臓機能がある程度まとまったそのある日を境に突然、毎月1週間、定期的にやってくる。初めて始まる日を予測する方法があるのかわからない。さらに、「定期的にやってくる」と書いたが、そうとも限らないし、そういう時もあるし、思いもよらないときに来ることも、来ないこともある。
来たらどうなるのか、というと、局部から流血する。「何時から何時まで流血するぞ」とかでもないし、「一日3回まで流血します」とかでもない。わかんない。こちらの都合はおかまいなしだ。人によっては強い腹痛と貧血症状を伴う。
男性だったら、常に腹を下しているし、常に尻が冷たい状態に似ていると想像するしかないだろう。大人用おむつ案件だ。
さて、その期間「だけ」を管理できればいいのなら、アイドルの男性ファンの言い分もある程度含むことになる。
しかし、すべての女性に漏れなく重要なのは、実は『生理期間の2週間前くらいから生理期間』が一番把握しておきたいのだ。
この期間が一番体調が大きく変動しやすい。なにも影響が無いかのような人もいるが、そういった人でも、この期間は眠気が強いなどの話は聞く。
風邪の諸症状のような状態になることもあるため、体調が悪いと感じたら、生理日管理アプリを見て判断する人も多いのではないだろうか。
この期間はただひたすら、なにかしら体調が悪い。仕事をしているとなおさら、いつもと同じパフォーマンスができる確率が下がるため、注意深くならなければいけない。この、体調が悪い原因が『生理前期間』によるものなのか、風邪の諸症状なのかで、対策も変わる。
そこで、アイドルの話にもどる。
アイドルは、少なくとも勤務時間は、まさに衆人環視、360°『アイドル』でいなければいけない。歌ったり踊ったり、笑顔を絶やさず、頭のてっぺんからつま先まで『アイドル』だ。それが、ファンが期待するアイドルの姿だからだ。
アイドルは『機嫌』が良くないといけないし、自分の機嫌を常にコントロールできないとできない職業ではないだろうか。
生身の人間であり、女性の身体をもった『アイドル』が自分の体調管理で生理日管理アプリを持つのは、当たり前すぎないだろうか。
ダンスの先生とかは、「生理日くらい管理しとけ」と言うと思う。ダンスレッスンは激しい運動なので、体調不良の波が激しい人は、自己申告して調整をしなければ、ファンの前でのパフォーマンスに響くのではないだろうか。
それを「アイドルのくせにこのアバズレが」という非難はあまりにも、理不尽だ。
しかし、それも男性への性教育の不備・不足で『生み出された無知』による暴言だ。
無知が人を傷つけ、無知を晒して傷つく。
そういう場面はこれからいくらでも起きるのだろう。
これだけ、人の私生活や思考が共有できる時代になっても、そういう殺し合いが続いているのは、本当に奇妙だ。
ただ、インターネット上だけで殺し合いが済んでいるのも、インターネットがあるからこそなのだろうか。
本日も読んでいただき、ありがとうございます。
愛しています。